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生徒さんからの嬉しいお便り:パーキンソン病のお義母さまのためのヨガ

生徒さんから、とても素敵なお便りをいただきましたのでご紹介させてください。(ご本人の了承はいただいております)

ここ2か月ほど、義母のもとに週1回通いできるときにヨガをしています。
少しだけそのご報告をお送りします。 

とはいっても、
実際は「話を聞いてあげる」ことが何よりのヨガになっていると感じています。

パーキンソン病は動作がゆっくりになり、なかなか言葉が出てこないのですが
それをじっと聞き手は待ってあげることが大切のようです。
日常生活では家族はなかなかそのように時間が取れないので
私とたわいもない話をすることで
以前はよくあった、要領を得ない電話や不可解な会話も減ったように感じます。 

他には
パーキンソン病は血液の流れが悪くなるため
足湯やしょうが温湿布(マクロビオティックの手当法)を実施して
温め、そしてリラックスすることで
一番大切な「副交感神経を活性化」させることを行っています。

便秘にもなりやすい病気なので
玄米を炊いて持って行って、少しでも改善できればと食べてもらっています

リハビリに通っていて、基本の手足の動きは行っているようなので、肩に手をそっとおく呼吸法、
座ったまま体側を伸ばすポーズ などを行っています。 

 ポーズをすれば伸びて気持ちがいいようですが
何よりも、
自分のために時間を取ってくれること
話をゆっくり聞いてくれること
「自分のことを気にかけてくれること」が何よりもうれしいと感じられているようです。

改めて、ヨガとはなんだろうと感じ
「自分の存在意義」というもの
それを感じられることがやはり大切なんだなと思っています。 
来年からは
このサイクルにも慣れてくると思うので
曲がってきた腰や、歩きにくさを解消できるような
足首やふくらはぎ周りの動きも取り入れていけたらと思っています。

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以前にバリでの学びでも書きましたが、アーサナの語源は As つまり「おわします」です。
存在に対する敬意と優しさこそが、ヨガなのだと思います。
お便りを下さったN先生、ありがとうございました!

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