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本当に効果のあるストレス解消法とは

ドーパミンを放出して報酬を期待させるのではなく(期待と落胆を繰り返すと、だんだんパーキンソン病のように無感情症になる)セロトニンやオキシトシンのように気分を良くするγアミノ酪酸ホルモンを活性化させること(歌を歌う、オペラを聴く、など)

脳のストレス反応をいったんシャットダウンし(リストラティブヨガ)胎内のストレスホルモンを減らすこと
弛緩(普通のヨガのシャバアサナでもできる)を起こすこと、などが実は大切です。

しかし私たちは、上記のようなことになかなか取り組めません。
これらの効果を実感できないからやらないのではなく「ストレスを感じているときの脳はどうしたら気が晴れるか、について「正しい」判断ができない、だから選べないのです。

また、選べないだけでなく、人間は報酬脳によって容易にだまされます。脳で欲しいものの幻想を作り上げ、欲しいものが手に入るかもしれない、という期待だけで感情が揺れ動くのです。それによって、興奮し、落胆し、疲れていくのです。ストレスはたまっていく一方で、出て行ってくれないのです。それは構造的に、気分を良くするホルモンを活性化させるきっかけを掴めないからなのです。

私たちの欲望はショッピングモールのように、満たされることなく次々と移り変わっていきます。体の垢や耳垢がどんどんでるのと同じで、汚れは落とさない限りたまっていく、それが人間の自然です。ですから、清め、祓えというのもストレス解消に向けた人間の知恵といえるでしょう。

ヨガは人が容易に誘惑に負けることを知っていました。
だから意志力を鍛える大切さ、気分を良くするホルモンを活性化するようなポーズや呼吸法の大切さ、心や体の浄化法(清め)を何千年も説いてきたのです。


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