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逆子や座骨神経痛:マタニティヨガのできること

マタニティヨガについて、逆子や座骨神経痛について、禁忌ポーズを教えてください、というご質問をよくいただきます。

私ができるお返事をご参考までにご紹介申し上げます。

ヨガの側から、これがよくて、これが禁忌、といってしまうと、やはりそれが「治療行為」になってしまうのでは、と思います。症状を治したり、予防はヨガではできません。この週なら大丈夫ということもいません。
私がお伝えできることとしては治療行為(予防/改善)はできないということをお伝えした上で(つまり、免責同意書にサインをいただくということです)、本人が苦にされていることでなければ、赤ちゃんがぎょっとすることでなければ(腹這いや強いひねり、逆転など)やっていいのではないかと思います。座骨神経痛も、寝転んだ鳩のポーズなどで梨状筋をほぐすのもいいといわれています。

この病気に何がよくないか、も大切ですが、たいがいの病気に問題になっているのは「可動域の狭さ(それが心の不安や感情を狭くすることにつながり)」や足腰の弱さと思われます。

マタニティヨガは何か正しさを教えてあげることではなく、むしろ寛容さを養っていくことではないかと思います。正しいことが往々にして間違っていたり、間違っていると思っていることが、大丈夫だった、ということを学ぶことがヨガの本質なのかな、と思っています。

(そんなことを言ったら、私の子育ては大失敗のように思えます(笑)こんどは命ある限り諦めないことをヨガと言います、なんて伝えていくのでしょうか)

だからこそ、免責書類はとても大切です。
私からのアドバイスがあるとすれば、治療行為ではないということを同意いただく努力をしていただいたうえ、あとはできるだけ、「生徒さんが気持ちいいだろうな」と思うことを思いきり楽しんでいただくことかな、と思っています。試行錯誤しながら、素敵な先生になっていきます。応援しています。


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