週一回ヨガを体験いただいております板橋区の愛誠病院の精神科の看護婦さんより、女性の患者さんたちは実はいい香にとても喜ばれるというお話をお聞きしました。
危険を伴わずにアロマを導入するにはどうしたらいいだろうということで、愛誠メディカルヨガチームのインストラクターの先生の中にアロマの専門家がお二人いらっしゃいましたので（心強い！）アロマ隊長に就任していただきアイデアを出していただきました。結果、うちわにアロマをしみ込ませ、あおぎ合ってみようということになりました。自分のためにあおぐのであればそれだけになってしまうかもしれませんが、みんなでお互いにあおぎ合うことで「結い」が生まれれば、それもヨガなのではないかと思います。また、いい香は深い呼吸を促します。
下記、アロマ隊長からのレポートをご紹介いたします。
香りうちわの作り方
【材料】水5ml:精油10滴(うちわ約60枚分)
うちわはこちらで購入しました。
http://www.utiwa.com/kaguyahime/takehira/katarogu.htm
①アトマイザーなどに入れよく混ぜる。
②うちわにスプレーする。
本日の使用方法
①一人一枚、自由に仰いでもらう。
②自分に向けて仰ぎ、鼻呼吸を意識する。
③空間に向かって仰ぎ、皆で室内に香りを充満させる。
④私達や作業療法士さんに向かって仰いでもらう。
⑤私達が患者様へ仰ぎ、お礼をする。
次週からは患者様同士で仰ぎあってみたいと思います。
いつもは集中力の持続や静けさは難しいのですが、このあとの片鼻呼吸では一瞬の静寂も生まれました。
そのまま集中力が続き、作業療法士さんも手応えを感じるほどのレッスンとなりました。
何より、患者様も病院の方々も私達も、皆で楽しんでいました！
絆、結いが生まれる素敵な時間になりそうです。
精油はラベンダーとオレンジ、作業療法士さんにお預けしています。
以上となります。
こちらのコラムをお読みいただいた介護や病院関係者の方が「私たちもやってみようかな」と思っていただけると嬉しいです。
