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エゴ(自我)を育てる

3歳児の壁を乗り越えたと思ったら、4歳児にも壁がありました。
壁は親である自分の中にあるのですが。。
最近自己主張がまた強くなってきました。悪いことではないと思うのですが、いちいちつきあっているので疲れます(汗)

エゴには

I am from it という、自分がどこから来たのか、というものと、I believe it 自分が信じるものを真実と思う、というものがあるといいます。

前者は、オオカミに育てられた子供のアイデンティティが、自分はオオカミだ、と思っていたときと、自分は人間なのか、と思い始めたときと、どう変わっていくのか、ということを考えるとヒントになるかもしれません。変化しない自分とは誰なのか。

後者は、欲望でもあります。自分の真実を真実たらしめたい。自分が考えたことは正しいといってほしい。自己主張です。

息子の自我が芽生えてきたときに、二つの軸を持ちたいと思っています。

一つ目は、あなたは何があっても、お父さんとお母さんの大切な息子だから、愛されている存在だから、ということを忘れないでほしい、ということ。自分は、価値のある存在だ、と思い続けてほしい。たとえ世界中からそっぽを向かれても、あなたの命は尊いということを忘れないでほしいということ。

二つ目は、自分の考え方だけがすべてではない、という目を育んでほしい、ということ。これは私もできていないことです。

子育ては恐ろしいほど、大人目線で勝手なものだ、ということに気づいていながら治せません。息子の気持ちになって考える前に、大人の理屈で叱っています。子供には子供の言い分があるのだろうに。

説得力はありませんが、頑張ります。
航ちゃんはこう思うかもしれないけど、他の人はこう思うかもしれないよ、ということの積み重ねかな。他人の気持ちがわかるなんて、一朝一夕にできるはずはありません。だって、他人なのであって、わかるわけないのですから。でも、私たちはエゴを持って生まれた以上、いつも自分の考えだけが正しいとか、自分が中心に地球が回っているとか、そんな思い込みをしがちです。そんなことはなくて、自分以外の人のいい分にも、いったんは耳を傾けられるひとになってほしい、自分のエゴがあるぐらい、他の人にもエゴがあることが、うっすらでいいからわかる人になってほしいな、と思いました。まずはお母さんから鍛え直さなくてはですね。ごめんなさい。

でも、2つのエゴに共通しているのは、自分のエゴを正しく大切にすれば、きっと相手のエゴも大切にする気持ちを持てる。そうすれば、大人になったとき、きっと素敵な恋ができるんじゃないかな、と思います。


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