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マタニティヨガで聴いた素敵な詩

第二子を出産予定の病院には、月一回マタニティヨガのクラスがあります。
リラックスの仕方を覚えてくださいね、というとても素敵なクラスです。
先生は助産師さんです。
先日、その助産師さんがクラスの最後に素敵な詩を朗読してくれました。

私が好きなヨガの言葉
” Separation causes Sufferings ”
「気持ちが離れちゃうと、よからぬことを考えちゃうんだよ」

子宮や陣痛を敵視するのと、いっしょに頑張ろうね、と思うのでは、もちろん痛みの感じ方も異なってくることでしょう。
陣痛が、我が子がかわいい呼吸を始めるためのものだと思えば、頑張って!と応援したくなるかもしれません。

前回のお産は初めてだったこともあり、こんな風に考える余裕がありませんでした。今回はせっかく素敵な詩を教えてもらったわけですし、心にとどめたいと思います。

子宮の歌

九島璋二先生著【安心できる はじめての妊娠と出産】から引用

私は子宮です。
私の唯一の働きは収縮です。収縮はエネルギーです。

今、私は妊娠して赤ちゃんを抱えています。
きれいな羊水をいっぱいに満たし、その中に赤ちゃんを浮かべて育てています。
時々はかわいくてたまらず、優しく収縮して抱きしめてしまいます。
しかしやがて赤ちゃんとの悲しい別れが来ます。

お産の時がくると、私は赤ちゃんをこの世に送り出すために
収縮して子宮口を開きます。
そしていよいよ赤ちゃんが生まれる時には
収縮するたびに赤ちゃんの胸を圧迫して呼吸運動を整えます。

私の不満は、私の主人であるあなたが、私に「陣痛」という名前をつけて
嫌な目で見ていることです。
私は何もあなたを苦しめるわけではありません。
むしろ私と一緒になって赤ちゃんの誕生に力を貸してください。

いえ、そんなに難しいことではありません。
私が力いっぱい収縮したら
『あら、ご苦労さま。お願いね』と言って
心と身体をリラックスしてくれれば、それで十分です。

そしてゆっくり息を吐いたり、動きたいように動いてみてください。
それだけ私の仕事ははかどります。

まあ、妊娠中も時々は私に会いに来てください。
そして私が抱いている赤ちゃんに会ってくださいね。

私たちはよい仲間なのですから、さわったり、なでたりしていただくと
私は本当にうれしいのです。
それではお産の時にまた会いましょう。さようなら

I am a womb.
I am dedicated in contraction, which is energy.

I am pregnant, holding a baby.
Filled with the clean waters, where the baby is floating.
It is hard to refrain hugging gently, as such I cherish.

However, I could not avoid the saddest time of parting.

I start contraction to open the cervix to send the baby off to the world.
This contraction enables baby breathing regularly.

I am honestly reluctant when you call it “ Labor pains “ to contempt.
I am not willing to torte you.
I rather need your corporation.

It is quite simple.
Please devote yourself relaxed generously when I contract utmost.
Then breathing out and let you go as you feel.
Breathing in, Breathing out, and relax.
It helps my work.

I am not your enemy, but your fellow.
I am happy when you touch me or stroke me.
See you again when the time coms.
I love you.

“ I am a womb “ Quoted by the books “ Anshindekiru hajimete no ninshin to shussan, 1998 “
Translated by Tomoko Okabe, E-RYT Yoga teacher.


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