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鍵は STOP

ヨガの恩師が
10-things-children-will-always-remember 子どもの記憶に残る10のこと

http://www.the36thavenue.com/10-things-children-will-always-remember/

というコラムを紹介してくれました。

その中でも特に面白いと思ったのは
「子供の話に耳を傾けて」→「その鍵は、STOP、つまり今していることをいったん中断すること」というアドバイスです。

理屈ではわかっているのです。子供にとって一番嬉しいのは、お母さんが自分の話を一生懸命聴いてくれるってことが。だけど、わたしたちはついつい「ちょっと待ってね」「これが終わってからね」と子供を待たせてしまう。私なんて怖い顔で「航ちゃん、待てる子かな?」と笑顔の脅迫をすることすらあります。

私たちは、つまり「止められない」生物なのです。変化を求めるといいながらも、私たちの細胞には「変わりたくない」「このままでいたい」「恒常性」というシグナルがインプットされている。変わるよりは変わらないでいる方が楽なのです。これをヨガの言葉で「サンスカーラ(心や行動の癖) 」といいます。癖を治すのがどれだけ大変かは大人の人たちはわかっていると思います。癖を直すには、まずその癖に気づき、治そうという強い意志が必要です。ヨガの教典にも、心の作用をを消滅させるには、その反作用を利用する、とあります。

始めることより難しいのはやめること。
始めたことは、やめたくないのです。
でも、自分の大好きな子が「あのね、お母さん」と話しかけてきたとき、今していることより私はあなたのお話を聞く方が大切ね、と手を休めてあげられる強さが、残念ながら今の私にもまだありません。自分が今していることの方を優先してしまっているのです。それは、本当に大切なときもありますが、惰性のときもあることは自分がよく知っています。

ちなみに、子どもの心に残る10のこと、は次のことでした。

1. お父さん、お母さんが本をたくさん読んでくれた
2. お父さん、お母さんはいつも僕の話に耳を傾けてくれた
3. お父さん、お母さんはいつも僕のことをぎゅっと抱きしめてくれた
4. うちには「我が家の行事」がたくさんあった(映画よりも実際の行事が楽しいんだ!)
5. 僕はいつもお父さんやお母さんと一緒にご飯を食べた(一人では食べなかった)
6. 僕はいつだってお父さんお母さんのお気に入りだ
7. お父さん、お母さんは何かと僕のことをお祝いしてくれた
8. お父さん、お母さんは僕と一緒になって遊んでくれた (若いってことだね)
9. お父さん、お母さんは僕のいろんなことを覚えていてくれた
10. お父さん、お母さんはいつも僕のことを愛してくれているってわかった

ああ、親でいさせてもらうことの幸せといったら!

ちなみに我が家の行事は「七味五悦三会」その年の終わりに、今年美味しかったもの7つ、楽しかったこと5つ、素敵な出会い3つ、を発表し合うことです!


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