メディカルヨガコラム

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考え方は変わっていく

昔、好きな男の人のタイプを訊ねられると
「少しバカな人」と答えていました。
あまり頭が良すぎる人だと衝突してしまうだろうと思ったからです。
二人でバカなことをして笑い合えたらいいな、例えばチャーミーグリーンのCMの老夫婦のように手をつないで坂道をスキップしていたら二人とも坂道止まらなくなってしまって・・・とか。主人とはそういう老夫婦になりたいと思っていました。

嫌いな男の人のタイプを訊ねられれば
「すごくバカな人」と答えていました。
あきれてしまうぐらいバカな人だとやっぱり困るな、と。

これが私の好みなんだ、と数十年思い込んでいました。

でも息子が生まれ、今まで信じてきたことがひっくり返ることもあるような気がしてきました。
息子を叱るときはたいてい「なんておバカなことを!」ということが多いのですが、最近では「すごくバカなことをしてしまう」息子の方が呆れを通り越して愛らしくさえ思えてきました。むしろ小手先のおバカっぷりは腹が立つ。「さっきも言ったのにどうして同じことをするの!?」という小さいレベルです。やるならこちらが泣けてくるぐらいおバカなことをしてくれよ、という心境です。

今は、好きなタイプは「すごくバカな人」嫌いなタイプは「少しバカな人」になっているのです。

ヨガの教えにある陰と陽の融合。
自分の価値観さえ、ただの思い込みなのであり、いつでも変化しうるもの。
本当は、白は黒で、黒は白、なのかもしれません。


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