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そして、新しい物語が始まる

リストラティブヨガではいったん光を遮り、ディスコネクト、つまり世界とのつながりを断つ時間をつくる。

ある作家が原稿が書けない時に、原稿用紙を真っ黒に塗りつぶし「そして、新たな物語が始まる」と言ったそうだが、確かに窮地は何かが始まるサインなのかもしれないと思う。

窮地の時こそ、目をつぶり、様々な思い込みから自由になってみること。
人を責めたい気持ち、自分を責めたい気持ち、なんで自分だけが・・・に、少し風が通れば、一番認めたくなかった現実を受け入れる勇気が湧いてくる。
物語が変わらなければ、私たちはずっと堂々巡りだ。だけど、誰が物語を変えるのか。誰かが私たちの物語を書き換えてくれることはない。私たちが違うストーリーを語り出さない限り、これまでの歴史は決して変わららないのだ。

暗闇。もちろん、怖いし孤独を感じることだろう。だけど、暗闇に身をおけば、向こうから走ってくる車のライトはある意味安全灯だ。恐怖におののいていた自分は決して孤独ではない。

人は一番見たくないものを見ないようにするために、あれこれ別な理由を探し言い訳をしてしまう。そしてその犯人探しにすごい長い時間をかけてしまう。だけどそんなところが、人間らしくて可愛いじゃないか!

一番見たくないものを、両手の手のひらにひよこのように包んで、優しく赦してあげよう。
ごめんなさいが素直に言えたら、きっとそこから新しい物語が始まる。
いったん、暗闇に身を置いて休んでみませんか?


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