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瞳に潤いを:ドライアイ

出産後、目を酷使することは避けなくてはならない、と生徒さんに伝えながら、私の視力はがくっと落ちました。

できるだけ携帯やパソコンを見る時間も制限しているのになぜ?

震災後、コンタクトなしで子供達を守る自信がなく、思い切ってレーシック手術を受けました。そして回復した視力でしたが、隔膜を削っているためもうコンタクトには戻れません。

産後の身体はやっぱり弱ってしまうのだろうか。

トボトボと近所の眼科にかかるとそこには驚きの事実が。

「ドライアイで、瞳の表面に傷が付いています」

!?!実感として乾いている感じもなく、ゴロゴロもしていなかったのですが、やはり茨城という乾燥した土地と、冬であること、授乳中で水分が取られることなど、様々な要因が重なって、普段の瞬きの回数では、瞳に潤いを届けることができていなかったようです。

確かに、アイヨガをすると視力が一時的には良くなるのです。手を温めて、まぶたに置き、そっと圧迫しながらマッサージ。

傷ついた表面の修復を促す薬をもらってきましたが、一番大きな収穫は、自分の目への意識を取り戻せたことです。瞬きが足りなくて、乾いてしまっていたのね、かわいそうに。これからは、意識して目を潤すようにするからね、加湿器をかけるからね、と思いました。

これから冬本番です。急に目が見えにくくなったと感じられる方がいらっしゃいましたら、ぜひドライアイの可能性を疑ってみてください。そして、瞳さんのことを少し気にかけてあげてくださいね。

(注)

薬は本当によく効いています。身体への気づきは治療や薬を否定するものではありません。むしろ治療に前向きに取り組みながら、お互いの相乗効果で回復に向かうと思っています。


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