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初釜のお手伝いでの学び:慮る心

主人と息子とお茶を習っています。

ほとんど白紙からのスタートですが、先生はとても熱心に教えてくださいます。そして何もわからない初心者の私たちに、初釜のお手伝いをさせていただく機会をくださりました。

主人と交代で、初日は私と息子が客として、主人は着物と袴で裏方にまわりました。明日は私がお手伝い、主人は晴れて客として日本酒を先生と酌み交わすのを楽しみにしています。

明日のお手伝いの引き継ぎを主人から受けているときに、先生がやってきて、お茶の本当の心というのは、こうやって見えないものを慮る気持ちにあるのですよ、と教えてくださいました。客として待つのは長いものだが、お料理が出てくるまでの裏方はとても大変です。そういう苦労があって、美味しいお料理をいただけることを慮れる力、それを知るためにもお手伝いをしてみることはとてもいいことなのですよ、とおっしゃってくださいました。

ヨガでも Information is not yoga といいます。ヨガは情報として伝えられるものではない、と言う意味です。形には見えないけれど大切なことを大切にする力、それが練習です。

私の子供のころに一番最初に宝物にした本は「星の王子さま」です。それが映画になったので、お正月家族で見に行ってきました。その中にもこういうセリフがあります。「一番大切なものは目に見えないんだよ」心の目で見ることが大切であり、心の目で見る世界は無限大です。

掛け軸の言葉は全て覚えてはいないのですが、新年は新しい気持ちで、というものでした。

私たち家族はとてもいい先生にめぐり合うことができ、学びの気持ちを持てることはまたとない幸せです。


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