【更年期に身体の緊張を取らなくてはならない理由】
更年期はホルモンのクライシス(危機)、ホルモンのクライシスはつまり視床下部のクライシスです。視床下部は脳の一部ですが、サバイバルを司る部位だからこそ、身体ととても仲良しです。つまり、身体が金ん超すれば暴走し、身体がリラックスすれば良く働きます。
【出口のないトンネルにシェルター(避難場所)があっても良い】
更年期はよく出口のないトンネルに例えられます。PMSは一月に一時期ですが、更年期は症状が延々と続く感覚にとらわれます。ヨガ教室で軽く身体を動かし最後に身体を休めるポーズでリラックスすれば、ひとときでも不安や苦痛から解放される時間を生み出すことができます。そのほんのひとときがもしかしたら、更年期の受け止め方を大きく変えるかもしれないことは、体験した方はきっとよく知っています。
【自由をどう楽しむか】
ヨガはポーズではありません。ヨガのポーズは呼吸をしやすい身体をつくるためのものです。ポーズが上手にできたできないではなく、最終的に呼吸が楽になったかどうかなのです。ヨガとは強制ではなく、自由をどう楽しむかを知るプロセスです。あなたの呼吸は本来自由なものです。浅くすることもできるし、深呼吸することもできる、自分で選べるのです。
【休むことへの罪悪感を手放すこと】
本当に辛い時に限って「大丈夫」と言ってしまうものです。SOSを出せません。無表情になります。
まず、休むことへの罪悪感を減らすことから始めましょう。
これまで休まずに頑張ってきたのかもしれませんが、ストレス社会において休むことはとてもいいことなのです。脳は考えている時ではなく、ぼーっとしている時にいい仕事(情報の断捨離)をするそうです。手を抜くことを覚えましょう。ぼーっとしましょう。
すると、辛くても少しは笑える余裕が出てきます。
【自分と自分の関係を見直してみましょう】
思いがけないことが起こった時や、失敗してしまった時、あなたは自分にどんな声をかけますか?「ダメじゃない、自分、もっと頑張りなさいよ!」あるいは「大丈夫、そんな時もあるから、安心して」
ヨガでは自分をいたわれるか、赦せるか、慈しめるか、ということを試されます。ヨガの教えの一つである、アヒンサー(非暴力)とは自分を大切にする、という練習です。
ヨガでは難しいポーズほど効果が高いわけではありません。簡単なポーズを通じ、自分を観察し、自分をいたわる練習のほうがよっぽど大切で難しいのです。
【症状との和解】
症状と戦っている間、自分の身体を征服したり、克服したりしようとしている間は辛い気持ちが止みません。
症状が変わらなくてもヨガ教室に来て良かった、ということがあるかもしれません。症状との和解が始まれば、症状を抱えながらの毎日の過ごし方に変化が起きてくるかもしれません。