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小さな窓を覗いてみる:柔軟運動

大人になり、甘いものはあまり食べなくなった。
子供の頃は、お菓子作りが大好きで、だけど思春期には毎日お土産にドーナツを買ってきてくれる父に「太るから買ってこないで!」と言いながら、ミスタードーナツのノベルティはほとんどゲットしていた。

甘いものが大好きな子供達(とくに長男)にとって、お菓子の家はどれほどうっとりするものなのだろう。大洗町の子供の城(茨城県社会福祉事業団)のイベントで、親子でお菓子の家づくりに挑戦しました。

乾パンや金平糖、マシュマロを溶かしたチョコレートでつなぎ合わせていくと、お菓子の城とおいうよりはチョコレートの恐怖の館のようになってしまいましたが・・・

お菓子の家だよ、ここに門を作ってね、と兄弟でキラキラと目を輝かせ建築していくお菓子の家に自分も目線を合わせてみると、ヨガをするのは、こういうときにしっかりしゃがめる柔軟性を身につけることなのかな、と思えてきたりします。

いつもは大人目線に子供を合わせさせてしまっているかもしれない。だけど、ときに子供目線までかがめる柔軟性を自分は持っているだろうか。かがんでみるとわかる。すごく気持ちよくて、いつもとちがう景色が見える、笑顔が見える。

自分一人ではなかなかかがめない日常に、茨城という子育てをしやすい自治体がお母さんに手を差し伸べてくれる恵み。恩師 Judith先生の「ヨガを学ぶということは、この地球上に私はたった一人の存在ではないということを思い出すことよ」という教えが思い出されます。

このお菓子の家、息子は幼稚園のお友達を自宅に招いたときにみんなで食べたいと。子供の夢を子供達と分かち合いながら、あっという間にお城が更地になりました。


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