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ヨガの先生トライアスロンに挑戦する(第一子 Story ) – シーン別ポーズ

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《見えてきた!トライアスロンのメカニズム》

泳ぎでは、水中という体が何にも支えられていない状態の中、まず自分の体の幹が安定してなくてはならない。安定していなければどうなるかというと、ぎっこらぎっこら、非常に抵抗の大きい泳ぎ方になるし、安定していればそれだけ体は水の抵抗を少なく進むことができる。体幹に伴い大切なのは、腕をいくら猛烈に回すか、ということや激しくばた足をできるか、ということでもありません。むしろ、腕がどれだけと奥まで伸びて、多くの水をかけるか、というとや、股関節から足をしなやかに動かし、上半身のじゃまをしないか、ということが大切です。つまり、水の中で片腕を前に回したとき、できるだけ指先からつま先が細長い姿勢をとれていることが、泳ぎの無駄をなくすために大切になってきます。

私たちはきっと普段から、肩関節の可動域を高めることを意識して暮らしてはいません。また、股関節の柔軟さなどというものは、バレリーナやヨガの先生に任せておけばいいと思っていると思います。しかし結局、腕のかきやパドリングをどんなに力任せにできるかよりも、呼吸のリズムにのせて、腕をできるだけ遠くに伸ばし、体を対角線にしならせていける土台をもっているかどうかの方が、疲れない泳ぎ方としては生きてくるわけです。もしかしたらスイムだけのタイムだけを考えれば、力任せにパドリングをしてもそれなりの結果はでるかもしれませんが、トライアスロンというスポーツはなんといっても持久戦です。スイムという最初の競技で体力、筋力にものをいわせて非効率なことをし、体力を使い尽くしてしまうことは決して賢明なこととはいえません。1500mという距離は、もし走ったとしても相当な距離です。体の軸をつくるトレーニング、そしてできるだけ腕が広い弧を描けるような肩関節の可動域の向上、そして上半身の動きに連動して足を上下に動かせる股関節の可動域の向上につとめることで、ライバルよりはるかに効率よく泳げるようになるかもしれません。

では、どうして私たちは体軸が安定しないのでしょうか。体を何者をも支えてくれない水の中ではもちろんのこと、床に足をつけて立った状態、あるいは椅子に座っている状態でもしっかりとした体の軸がある体とはどう違うでしょう。

猫背で立っている人をは軽く小突かれただけで、バランスを崩し転倒しようとします。対し、骨盤から背骨が美しいS字カーブを描き、その延長線上に頭蓋骨が乗っているような人を小突いても、どっしりとして安定しているものです。これは、片足立ちをしてみるとその意味がもっと分かると思います。

私たちが、片足で立ったときなどバランスをとっているのは、足の筋力ではないのです。実は、左右に伸びている腕が自由に、そして微妙に動いてバランスをとっているわけです。また、股関節、膝、足首を連動して軽く曲げることによって、体全体の重みをばらん右翼分散し、調和を保っているわけです。

ですので、普段のデスクワークなどの生活習慣で、背中が丸まり、肩甲骨の動きが悪く、腕が自分の意志より遅れてぎこちなく動くようであったりするだけで、スイムには圧倒的に不利なコンディションになってしまいます。

腕の動きと一言で言いますが、腕の動きの起源は私たちの体の中の意外なところにあります。それは、腕を動かしながら触っていただくとわかるのですが、鎖骨があごの下で向かい合っているところ、そして背中ではなく腰の裏にある筋肉です。後者は具体的には広背筋、腰方形筋といいます。

また、結局股関節の動きも股関節だけではなく、膝や足首の柔軟性と連動しているわけです。

ですから、次のことの改善につとめてみましょう。

  1. 硬くなった腰を伸ばすこと。
  2. 鎖骨まわりの緊張をとること
  3. 肋骨まわりの緊張をほぐし、ストレッチすること
  4. 肩甲骨まわりの筋肉の動きをよくすること
  5. 足首、膝を柔軟に保ち、足を引き上げる力をつけること(股関節を上下に伸び縮みさせる力)

 


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