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平和と戦い:強くなること

私がロサンゼルスで丁稚奉公していた、米国税理士時代の上司は、いつしかパッキャオと同じジムでボクシングを極めていました。モーニングヨガもしていた上司がなぜボクシング?と思いました。

優しく、厳しい上司でした。
皆「大石学校」と慕い、卒業していきました。
ロサンゼルス時代は、バス代20円、食事も200円、苦しかったけど、現地スタッフが色々励ましてくれたり、何よりプロになりたかった。
日本でチャンスを得られずにいた私にそういう機会をくれた上司に、いつも感謝しています。
当時も、盤石な事務所に見えました。
自発的に行なっている勉強会。学び続けること、交流し合うことの価値を教えてもらいました。
でも、もしかしたら、大変な時期だったのかもしれません。
成長をかけた時期だったのかもしれないと今は思います。
そんな時に、実務の習得ではなく、共に働く人たちとの協業と自分の成長を第一にするよう、話があったことを覚えています。ロサンゼルスの摩天楼、そんな環境をご褒美にして飛び立って行けと。

帰国した私を待っていたのは、思いがけず、講師やコンサルタントの仕事でした。

ボクシングを始めた上司の気持ちが、今ようやくわかる気がします。
私も今、始めたいけど、トライアスロンがあるから無理ですが。。

強くなれよ!と自分に言いたくなる時があるのが、経営者なのでしょう。
水のような柔軟性、もちろんそれも大切です。でも、それだけでは荒波は乗り越えていけないのです。

スタッフが励ましに教えてくれた言葉。

「苦しいこともあるだろう 言い度いこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣き度いこともあるだろう これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である」
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」山本五十六

乗り越えていかなくてはならない山はたくさんあります。
だけど、私を育ててくれた大石学校にいつか私もなりたい、と思います。

厳しく優しい(Bitter & Sweet)上司に教わったこと、それは、自分の足で立てよ!ということでした。


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