世の中にはどんなに医学や科学が発展しても答えることができない苦しみ、スピリッチュアル・ペインというものがあります。「いったいなんで私が・・・! 」と叫びたくなるような苦しみです。
こういう苦しみには、どれだけ理論やデータを示しても苦しみに手が届くことはありません。一方で、わかってあげたい、と思ってくれる人がどこかに一人でもいると感じられることは何よりの救いになるのではないでしょうか。
データや治療方法を提示することでは解決できないスピリッチュアル・ペインに対して行われる精神的サポートの手法はスピリッチュアル・ケアと呼ばれており、グリーフ・ケアもその一つです。
心と体にアプローチできるヨガが、グリーフケアとしてできること。
いくら、そのような説明があっても、実際に実感できる機会はまだまだ限られています。
一般社団法人日本ヨガメディカル協会として、届けられる仕組みづくりに取り組んでいきたいと思っています。