思いがけず、子供たちの習い事の送迎中に、混雑した道で後ろから追突される事故に遭いました。
お相手の方もついのよそ見だったとのことで、お互い大事にならずに良かったとまずは思いましたが、思いの外衝撃が大きかったようで、ムチウチ(頚椎捻挫)の症状は3日後にやってきました。
まず、いわれもない疲労感がどっと押し寄せ、珍しく午後深ーくお昼寝をすることに。
起きたら、頭がガンガンし、懐かしいつわりのような吐き気も。
事故の翌日に病院に行った時に、症状は次第に出てきますから、と言われていたので、
再び病院へ。
そこで先生から受けた説明が、いちばんの薬だったように思います。
6ヶ月ぐらいはかかるが、ムチウチの痛みはメンタルによるところも大きい。
保険での通院が暗黙の了解で切れるのが、だいたい6ヶ月で、保険がでないから通院をしなくなったら、いつのまにか痛みが消えていることが少なくない。それまでは、事故の中にいたのが、事故が姿を消してくれるから。
しかし、そんなに早く症状は良くならない、何と言っても捻挫だから、最初は根気強く血行を良くしたり、湿布をしたりして過ごしましょう。と。
運動は医学的には特にしてはいけないという理由はなく、むしろ運動をすることは回復を助ける。(一ヶ月後にトライアスロンへの挑戦を控えている自分にとっては、運動ができないとなると致命傷でした)
何より、運動をして血行を良くするだけでなく、リラックスしたり気分転換をすることがとても良い。痛い痛いと、緊張させているのは痛みを助長します。
ということで、体調が悪いので、小さめのブランケットでリストラティブヨガの首枕を作って、ゆっくり休む時間を5時間ぐらいとったら、随分それだけで楽になりました。首の力を抜く、というのでしょうか。
まだまだ軽い吐き気とふらつきは残っていますが、日常生活に大幅な支障、ということでもないことをありがたいことと思います。
と言いながら、おっちょこちょいのお母さんはそのあと、立て続けに小指と親指を調理器具でスパっと。大量流血に再び気絶しそうになりながら、病院に運ばれ全治二週間。
病気も心を揺らしますが、事故や怪我がメンタルに与えるダメージの大きさを自ら実感する日々です。そんな時にヨガができるのか!?
心臓の上に鉄筋ビルディングを乗せられたような気持ちの時に救いになるのは、最後は本当に深呼吸しかないのだということを、痛感しました。
その時に、呼吸がしやすいようにボルスターに抱きつかせてくれ、背中をさすってくれた主人にただただ感謝です。