これまでもクロストレーニングとしてヨガが果たせる役割をお伝えしてきましたが、予想外に多かったリクエストが「子供の部活動を親として支えたいから」というものでした。
私の長男もいよいよ本格的に野球を始めることになり、自分も親として同じ気持ちになりました。少年野球ではお父さんコーチたちが果たす役割が大きいですが、私は野球そのものを教えることができません。しかし幸い仕事柄、コンディショニングについて素晴らしい指導者の方々に教わる機会に恵まれてきました。
息子が通う野球チームは、ともすれば適当にこなしてしまいがちなウォーミングアップを子供達がやる気を持ってできるような仕掛けをしつつ、大人顔負けのメニューを行っています。しかし息子に対し一つ厳しい言い方をすれば、それをどれだけ活かすか、そして危険のないやり方で行うかは、本人次第なのです。当然のことながら親が代わってあげることはできません。
そうであれば、一つ一つのストレッチにどんな意味があるのか、どういうところを意識して行ったら良いのか、ということをあらかじめしっかり理解できる機会を設けようとおもいました。さらに日々の生活の中で素振りと同じようにセルフケアを行うためには、こどもが喜ぶような工夫が必要と考えました。覚えるまではできるだけ楽しい工夫で続けて、身についてしまえば、しつけ糸と同じように、そっと抜いてあげれば良いのだと思います。
というわけで、息子と一緒に「肩関節」「股関節」「バランス・体軸」「呼吸」についてのレッスンを作ってみました。
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