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痛いの痛いの飛んでいけの理論

1965年に発表された『ゲートコントロールセオリー』という学説について

https://www.excite.co.jp/news/article/B_chive_life-health-medical-care-pain_analgesic-painclinic_09/

こちらの記事によると、

人間は体のなかに、痛みを伝わりにくくする「内因性疼痛抑制系」というシステムを持っており、さすったり抑えたりすることで、痛みを伝わりにくくするブレーキとなるのだそうです。

 

一方で、これはポリヴェーガル理論のことを説明しているのだと私自身は考えたのですが、安心感も痛みをやわらげる効果があるという指摘です。

(本文より引用)
第三者にやさしくしてもらうことで「自分の痛みをわかってくれた」「やさしくしてくれた」という気持ちになり、痛みが癒されるのです。痛みの強さは同じでも、不安やイライラした気持ちは痛みをより強く感じさせ、反対に、安心感を得たり、癒されたりすると痛みの苦痛は軽く感じるようになります。

ゲートコントロール理論と、世界にある「痛いの痛いの飛んでいけー」については、こちらも参考になりました。

http://healthpress.jp/2016/12/post-2726.html

経験則に科学的根拠が加わると、なるほど、と思う例だと思いました。

ヨガセラピーでは必要ない限り、指導者が背術として生徒さんに手を触れることはありません。

しかし、自分で自分自身に触れ、触れたところに意識を向ける、ということを行うことはあります。(ニヤーサ:心をそこにおく)

何をやっても治らない、という人にとってもしかしてまだ試していないことであるかもしれなければ、これからの医療システムの中でこれを試してみませんか?と促せる役割の人がいれば良いと思います。そんな役割を、ヨガセラピストが果たせたら良いな、と思います。

(繰り返しになりますが、ヨガセラピストが触れるのではなく、本人が触れて、自分自身で意識を向ける時間を作ります)

 


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