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高齢者の尿失禁に有効な脚力の強化をヨガで

高齢者の外出阻害要因の一つに排尿問題があります。排泄に関することは恥ずかしくて人に相談しにくいですが、現在の患者数は排尿障害まで広義にとらえると国民三人に一人と言われ、最近では情報収集もしやすくなっています。

尿失禁にはいくつかのパターンがあり、ヨガなどの軽い運動による筋力向上などで改善がみられるものもあります。

変形性膝関節症などによる膝の痛みや、腰部脊柱管狭窄症などによる腰の痛みを原因とし、立ち上がったり長く歩いたりするのがおっくうになっているケースもあります。これらは整形外科の領域ですので、該当する方は適切な対応が必要ですが、それ以外の比較的軽度な人は、筋力や歩行機能を改善させることが大切になってきます。

いきなり歩き方は変わりませんから

  • 足指を含む足部関節の動きの改善
    筋力や歩行のバランス向上
    運動や散歩の前の準備運動
  • などから始めるといいでしょう。特に準備運動(ウォームアップ)は、関節間の潤滑油(関節液)が出てくることで膝の障害の予防につながります。足指じゃんけんなどの簡単な運動で歩行中の不安定さや蹴り出しの歩行自体の機能の向上がみられます。

    尿失禁のアプローチの一つとして、自分の足で安心して「トイレに行ける」という自信をつけることも大切なのです。


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